2014年4月29日火曜日

Bloggerの写真を見れなくしてしまいました

ブログの写真を全部見れなくしてしましました。

直し方はわかったのですが、全部手作業で治す必要があります。全部で1000枚以上あるので、全部直すのには、しばらくかかりそうです。

Bloggerの写真はもとはPicasaアルバムで管理されていました。それがGoogle+に変更になり、共有リンクが設定されてしまっていました。一時的にせよこのリンクを削除したのが運のつき、サイド設定してもURLが変わってしまったので、リンクしてあった写真がすべて見れなくなってしまいました。

URL中のキーになっている部分だけを変更すればよさそうなのですが、これが写真ごとにすべて異なるので地道に修正が必要そうです。

それにしても、不注意でここまで被害が出るとは予想だにせず。クラウドサービスは怖いと思いました。

2014年4月23日水曜日

神社の参道の歴史

短くなった神社の参道」で紹介した神社の参道の起点らしいところから撮影しました。古い地図を調べたところ、古くからの参道は一応、全部残っていることがわかりました。

世田谷通りで切り取られ、さらに陸橋になったことで盛り上がっていますが、きちんと社殿とその両脇の銀杏がみえます。秋には銀杏が真っ黄色でとても綺麗です。

明治18年の1/2万地形図。参道が街道とTの字で繋がっていますが、津久井道へは細い別の道があるだけで、直接は繋がってなかったことがわかります。このTの字の矢印の所から撮影しています。
出典:国土地理院1/20000地形図 明治18年。多摩図書館蔵


1941年の航空写真。参道が街道と繋がっていること、津久井道とは繋がって無いことがはっきり分かります。
出典:国土地理院GISアーカイブス http://mapps.gsi.go.jp/

1953年1/3000地形図。川崎市まちづくり局所蔵から。世田谷通りができて分断されていますが、まだ、陸橋になっていないので交差しているだけで、しっかり残っています。
出典: 川崎市まちづくり局 古い地形図1/3000 1953年 中原図書館蔵http://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000008531.html

その6年後の1959年の同1/3000地形図には、陸橋が完成して分断され、旧街道側の道が半分消えています。これは、ほぼ現状と同じです。
出典: 川崎市まちづくり局 古い地形図1/3000 1959年 中原図書館蔵http://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000008531.html

最近、世田谷通りが北側(神社側)に拡幅されて、残りの参道が1/3くらいになりました。それが冒頭でリンクした記事です。それでも、旧街道の参道の起点からは冒頭の写真のように見えました。

2014年4月6日日曜日

デフォルメ飛行機 3年前の生き残り勢揃い 〜 ペーパークラフト

ねこくらふとさんのデフォルメ飛行機は大好きで沢山作りました。マイブーム時期があるようで3〜4年前に沢山作り、その内4機だけ生き残っています。埃が積もっていたり、色があせたりしていますが、意外としっかりしています。




最近作成した4機と3年位前に作成した生き残り4機の勢揃いです。何故か、日本機が多く、残りがドイツ機です。結構、壮観です。よく見るとドイツ機は変わりだね飛行機2機です。




おそらく、この他に、倍以上作りましたが、写真が残ってなく、ちょっと残念です。やはり、日本とドイツ機が多いです。ねこくらふとさんのラインナップ自体がそうなのかもしれません。

デフォルメ飛行機 E2C ホークアイ他 〜 ペーパークラフト

ねこくらふとさん設計のデフォルメ飛行機で、3年位前に製作した生き残り組から日本機3機の紹介です。

まずは、自衛隊の早期警戒機、E2Cホークアイです。天井のドームが特徴です。複雑な形状ですがしっかりしています。もともと白っぽい色合いのためか、色褪せてもほとんどありません。

こちらも自衛隊ですが、C1輸送機です。輸送機と地味なので殆ど知られてません。丸っこい感じがデフォルメ飛行機に似合っていて好きです。色褪せは目立たないのですが、埃がこびりついて白っぽくなってしまっています。これは落とせません。他の生き残り組も埃は着いているのですが色合いでこれだけ目立っています。

色が褪せてわかりにくいですが、旧日本海軍の一式陸上攻撃機、略して一式陸攻。唯一、光沢紙で作った飛行機です。完成当時は光り輝いて凄く綺麗でしたが、あっさり色が抜けてしまいました。しかし、光沢紙のおかげで丈夫です。






デフォルメ飛行機 Me323(ギガント) 〜 ペーパークラフト

ねこくらふとさん設計のデフォルメ飛行機の一番のお気に入りはこちら。ちっこい6発プロペラとこれまたちっこい8輪のタイヤが特に好きな部分。妻がラピュタに出てくるゴリアテみたいと言ってました。正しくは、メッサーシュミットMe323(ギガント)、超大型6発輸送機です。

実はものすごく色褪せています。完成時の色はかなり濃かったのです。しかし、元が布張り飛行機のためか寧ろ雰囲気が出て、違和感がありません。この点、一式陸攻とは異なります。




こうやって下から撮るとなかなかいい感じです。兎に角、細かい繰り返しなので、ねこくらふとさんの作品の中でも最難関クラスです、ただし、実は形が決まりやすく、根気強く作ると意外と簡単に綺麗に仕上がります。ぺぱくらデザイナーのモデルは形が決まりにくいものが多いですが、こちらは形状が素直で作り易いです。


2014年4月5日土曜日

薪窯ピッザァ 調布 五本松公園傍

今日、妻と桜の花見がてら多摩川を散歩して見つけた、ピザ屋。まさに穴場です。退職後の老夫婦がやっている、多摩川沿いの一軒家を手作りで拡張した作りのお店です。川側と道路側に出入り口があります。

場所は多摩川左岸の調布市で五本松公園の近く、京王線の京王稲田堤駅と小田急線の和泉多摩川駅との丁度中間の場所で河川敷に面したところにあります。
ただし、営業は、土日祝日の昼時11時-15時のみです。

店内は2人掛けテーブル2つと4人掛けテーブル1つの3テーブルのみとこじんまりとしてます。すごく丁寧に手作りした感じできれいで、落ち着きます。
ただし、河原側が芝生で屋外にテーブルとベンチがありますし、テイクアウトがあるので、河原で食べるのにもよいです。元は窯とテイクアウトだけだったのでしょう。元の家の窓にレジがあり、その外に手作りの部屋が店内になります。
 
メニューはピザ3種類のみです。マルゲリータLサイズが800円です。残りはマルゲリータをベースにサラミ・ベーコンやシーフードを追加したものです。サイズがLのみ、一人1枚だと多く、二人で1枚だと少々物足りない感じで、注文枚数が難しいところです。窯が小さく同時に1枚しか焼けないので、のんびりと構えないといけません。30分で二人で2枚食べました。

サービスにインスタントコーヒーがでました。ただ、ドリンクメニューもあります。価格を見るとコーラ150円とレストランに比べて格安です。


帰りがけに、窯と調理場を写真に撮らせていただきました。ご主人は、顔はご勘弁と背中だけです。

河原側のベンチからの景色はこんな感じです。晴れた日だと外で食べるとよいかもしれません。

ところで、なぞなのはこのお店の名前です。「PIZZA」とかかれた看板はあるのですが、店名らしきものが見当たりません。とりあえず、外に置かれたメニューにある「薪窯ピッザァ」を名前と考えさせていただきます。


調布の河原の街並み~多摩川スーパー堤防

多摩川スーパー堤防計画というのがありますが、あまり、評判はよくありません。完成までに400年、関東6河川で12兆円かかるといわれている工事で、河川局の仕事を作るためといわれても仕方がありません。東海道線の橋の近く六郷渡し近辺の戸出地区のように単に河川敷にマンションが林立しているだけところもあり、良い印象がありません。本当に完成させようとすると、ものすごい面積の区画整理も必要で、完成する見込みはないといってよいでしょう。

しかし、今日多摩川を散歩していて、美しく出来上がったスーパー堤防の一部に出会いました。ここは染地地区といって調布市の25.5km付近、延長1,300mで事業中のところです。
 
一見、普通の住宅地に見えます。ただ手前が芝生で広々と美しくなっています。実は、この右に見えるのは堤防の上を走っている、多摩川サイクリングロードです。そこと住宅地が同じ高さになっているのが味噌です。

カメラをもう少し右にむけると、こんな風になっています。堤防になっているのがわかるでしょうか。右側が多摩川の河原で低くなっています。そのさらに右下に多摩川が流れています。
 
普通の堤防の陸地側はこんな風に段差になっています。堤防部分だけが高くなっていて、その堤防が崩れたら水が流れ込んでしまう構造です。場所によっては陸地が川の水面より低いところも日本国内にはあります。
 
未完成部分との境目はこんな感じです。手前がスーパー堤防、奥がこれまでの部分。この野球場を盛り土して同じ高さまで持ち上げるのがスーパー堤防の計画です。
今日見つけた景色は大変美しく、見本になるような場所です。こういう街づくりができると素晴らしいと思います。しかし、この場所は小田急線と京王多摩線の中間でどちらの最寄駅から徒歩で30分くらい、しかも各駅の駅で、いわば地価の安いところだからできるともいえます。実際、この大きさの家が東京で2階建てだけで並んでいることで想像できると思います。

ほかの場所ではこのような余裕のある計画はできず、結局、高速道路が走ったり、自動車道が通り抜けたり、マンションがぎりぎりまで林立する形にしかなりません。また、堤防から500mから1kmにわたって、両岸総延長全部を工事するのは、さすがに無理としか言いようがありません。国家百年の大計と言えばよく聞こえますが、多摩川だけが日本の川ではありません。一級河川だけとっても関東地方はとても少なくそれでも7河川あります。全国ではもっとたくさんあります<Wikipedia:日本の一級河川一覧>。そのひとつに4兆円をかける。やはり、ありえません。美しい景色と現実のギャップを感じた一日でした。