ホワイトカラーは上品で好きです。特に、3台並べるととても気品があると思うのは私だけでしょうか。
クリアケースにいれています。できればそのままにしたいのですが、流石に背面のアルミは傷つきやすいです。
この3台を並べると気持ち良いのでついつい写真を撮ってしまいました。
表側にして並べてみるとデザインの統一性がはっきりしています。ブランドデザインとでもいうべきでしょうか。世代を超えての統一感、これがアップルの製品と分かる感じがします。
自動車でもよく言われていました。国産の自動車はデザインバリエーションが多く、一台一台を見ると洗練されていたり、かっこよかったり、美しかったりします。
しかし、いざ一台を見たときこの車はどこの車だろうというのが多いです。
一方、ベンツ、アウディ、ポルシェ、フェラーリ、ボルボ、などこれら欧州の車メーカーの車は世代を超えてもこの車はどこのブランドか一目でわかります。
ブランドからその車をイメージできます。それでいてマンネリ化せずに、常に時代の最先端のデザインを見せます。
このあたりのブランディングデザインの創り方はまねではできません。
単品の製品では似たデザインが流行ります。しかし、それではブランディングデザインにはなりません 。
カバンなどのデザインもそうなのでしょう。
なんといっても特徴づけるのはホームボタンです。iPodで象徴となったホィールといいこれがあることでらしさが強調されます。
大型化に伴うスペースの問題だけ考えると、弱点にもなります。デザインの自由度からも不利です。しかし、車の正面エンブレムやフロントヘッドと同じでそのブランドのデザインを象徴するもので大切だと思います。
横側のアルミフレームは初代iPhoneから確実に変化していますが、それでもiPhone / iPad らしさがでています。
この角のアールは意匠として認められています。前面まで局面にしたガラスについては、保護フィルムを張りにくくなったなどで賛否両論があるようです。
わたしも購入前に悩んだ点です。
当初は諦めて張っていたのですが、どうにも我慢できず、とうとうはがしてしまいました。これによりとても気持ちよくなりました。
当初のカラーは黒ベゼルのみで、これはディスプレイのイメージからは重要でした。また、iPhone 6では黒ベゼルのスペースグレイが正面に出ています。
それでも私はこのホワイト、そしてシルバーのフレームを3台並べると、あらためて、溜息交じりで感嘆して、見とれてしまいます。
美しい。そして、統一感。これを真似ではできません。 なぜでしょうか。それはまねするものが多くて誘惑に負けるからです。誘惑に負けないこと。それが統一したブランディングデザインを実現できるのだと思います。